Tuesday, October 27, 2009
Zatoichi 2/13
大丈夫(daijoubu)か?
しばらくこの町にいよう また用心棒(youjinbou)の仕事(sigoto)でも探して(saga-shite)くる
わたしの ことは いいですから
もうそういう仕事は やめてください
いずれまた仕官(sikan)する おまえは心配(sinapai)しないで寝てなさい
おい おやじ
へい
爺さん(jii-san)どうした?
寝込んで(ne-konde)しまって 今日(kyou)は休んでおられます
てめえがいつもこきつかうからだろう
ちゃんと面倒(mendou)みてやれよ
あいかわらず まずいな これな
いいもん(良い物) がはいらねえ(入らない)ものですから
もう十年くらい入ってねえよな
これあちらの方(hou)へおねがいします
ああ? てめー おれら使う(tuka-u)んじゃねえよ
なんだ てめーで とりに こいよ
こっちで 飲めば いいじゃねえか
いらっしゃい
おい いらっしゃいじゃねえよ
今月(kongetu)分(bun)どうなってるんだよ
今月分 もうちょっと 待って(ma-tte) もらえないでしょうか
なめてんじゃねえぞ いつまで待たせるんか!
いや そこをなんとか 親分(oyabun)にもよろしく言ってください お願い(o-nega-i)します
まずい酒(sake)飲ませ(no-mase)やがって
うるせえ!
おい
何だ てめえは
おめえんとこの 親分に よくいっとけ 腕(ude)のいい浪人(rounin)を用心棒に雇わ(yato-wa)ないかってな
おさむらいさん
今夜(konya)はもう 親分は 来ない かもしれないよ
浪人さん あんたかい 用心棒になりたいってのは
それじゃあ 腕前(udemae)を見せてもらおうか
さすが いい腕だ 紐(himo)切った(ki-tta)わけじゃねえよ 足元(ashimoto)見ろ
按摩さん(anma-san) ちょっと畑(hatake)いってくるから
ああ 姉さん(nee-san) なんか手伝う(tetuda-u)ことあったらやっときますけど
手伝うってさ 目が見えない人に薪(maki)割って(watte)もらうわけにはいかないし
まあいいからゆっくり休んで(yasu-nde)な
あなた 夕べ(yuu-be)は お帰り(okae-ri) が遅かった(osoka-tta)ようですが
どうなさいました
いい仕事(shigoto)が見つかったんだ
また どこかの 用心棒 なんですか?
わたしのことは お気遣い(o-kiduka-i)なくと お願い(o-nega-i)しているのに
もうそのような仕事はおやめになってください
何を言ってるんだ 金(kane)さえあれば お前(o-mae)の病(yamai)は なんとかなるんだぞ
おい あの浪人 雇った(yato-tta)のか
ええ 一つ(hito-tu)ばかり 始末(shimatu)したい とこが ありまして
いづつや と ふなはち ん(の) ところを つぶしちまえば
この宿場(syukuba)は 完全(kanzen)におかしらの もん(もの)ですぜ
あんまり てあらな ことは するんじゃねえぞ
へえ(はい) あんしん なさってください
ところで 平八(HEIHACHI)が ころされた 件は どうなった
なんか 流しの 芸者(geisha)に やられたって 話(hanashi)は あるんですが
いま ん(の) ところ それくらいしか わかりませんね
按摩さん もういっぱいどうだい?
いやあ もう おなかいっぱいです ありがとうございます
姉さんあの 昼間(hiruma)薪(maki)割ってるときに 家の周り(mawa-ri)ぐるぐる回ってるのが いるんだけど あれは いったい なんですか?
ああ あれはね 五平(gohei)のとこの馬鹿息子(baka musuko)
気にすることはないよ
侍(samurai)になりたくってね ああやって毎日(mainichi)走って(hashi-tte)るんだよ
はあ 侍に
さて ちょっと 出かけて(de-kakete)きます
いやあの あの こういうやつを
なんだい ばくちかい
あんなん やらない方がいいよ 按摩さん
わたしの甥っ子(oi-k-ko)もね ばくちに くるっちゃって
働き(hatara-ki)もしないで 毎日ふらふら ふらふら
挙句(ageku)の果て(ha-te)に行方知れず(yukue shi-rezu)だよ
いや うちの場合(baai)は あの 遊び(aso-bi)ですから
遊びが 深み(huka-mi)に はまるんだよ
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