Saturday, October 31, 2009
ghost in the shell - film 1/9
なにも心配することはない
わが国でやりなおせばすむことだ
やりなおす?
バグのないプログラムは存在しないが
デバッグの不可能なプログラムもまた存在しない
ちがうか?
あんたはわかっていないんだ
そもそもあれは本当にばぐなのか
本来プロジェクト2501に必要だったのは
少佐、6課が突入準備を完了したぜ
少佐
聞こえてる
お前の脳、ノイズが多いな
生理中なんだ
6課の山に9課が介入するのは 後々まずいんじゃないか?
相手の外交官は札付きの悪だからな
うまく現場を押さえても よくて強制送還だ
おれたちが手を汚すしかないのさ
移動するぞ
回収地点にまわせ
なに?
公安に?
やめんか
だれが撃てと命じた?
武器をおけ
外交官免責特権だ 責任者をここに呼べ
認定プログラマーの国外への引き抜きは武器禁輸措置に抵触する
今回は誘拐の疑いもありそうだがな
この男は返してもらうぞ
それはむりだ
彼は亡命を希望し、受諾され、宣誓書にもサインしとる
いつ?
答える義務はないな
したがってわが国は国際法に基づき、彼を保護し連れ帰る権利を有する
ちなみに宣誓書は大使館にある
後日コピーを転送してやろう
いいのか? 生きてはもどれんぞ?
口を謹んでもらいたいな
わが国は平和主義の民主国家だ
あらそう?
窓の外だ! 撃て!
光学迷彩……
珍しいな 9課の新巻くんが外務省になんの用かね?
明日予定されているガベル共和国との会議ですが
お定まりのODAだ 革命後に発足した新政権から再開の申し出があってな
まあまあ民主的にやってはいるが、いずれ五十歩百歩の連中だ
稼いだ金ではないから身につかんし、搾取の返済だとおもっておるからだれも感謝などせんよ
で、政府の意向は?
問題なのは亡命を希望してわが国に滞在しとるかつての軍事政権の親玉だが
マレス大佐でしたな
あの男を放り出して援助を進めるか
亡命を公式に認めて援助をことわるか
むずかしいところだ
世論が納得する明確な理由でもあれば今すぐにでも強制送還したい男ではあるがな
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